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がんと向き合うためのFIRST GUIDE
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がんの基本用語

がんの治療に関して、医師から説明を受けられる際、
専門用語が使われることもあります。がんの基礎知識を携えて、
医師の説明を聞き正しく理解できるようにしましょう。

監修国立研究開発法人 国立がん研究センター中央病院 
副院長 呼吸器内科長 
大江 裕一郎先生

  • 基本用語
  • 治療方法の用語等
  • 検査用語等

悪液質(あくえきしつ)

がん組織は、本来正常組織が摂取するはずの栄養を奪うので、体が衰弱します。がんの末期に見られる悪液質を、特に「癌悪液質」といいます。がん細胞からの分泌物質によって、喉や鼻、内臓や組織に炎症を起こしたり、代謝・免疫・内分泌機能に異常を起こします。食欲不振に加え、輸液療法を行ってもタンパク質などの重要な成分を体の中でつくることができないため、腹水や胸水、全身の浮腫を引き起こします。

悪性新生物(あくせいしんせいぶつ)

体の細胞に由来して、進行性に増えたものを腫瘍といいます。このうち、異常な細胞が周りに広がったり、別の臓器へ移ったりして、臓器や生命に重大な影響を与えるものが悪性腫瘍です。体や臓器の表面などを構成する細胞からできる「癌(がん)」、骨や筋肉などを構成する細胞からできる「肉腫」と白血病やリンパ腫などの血液のがんに分類されます。

医療ソーシャルワーカー(いりょうそーしゃるわーかー)

社会福祉の立場から患者さんやその家族が抱える経済的・心理的・社会的問題の解決や調整をしてくれる専門家です。具体的には、療養中の困りごとの相談、退院の援助、社会復帰の援助、受診・受療援助、経済的問題の解決、調整援助などを行ってくれます。

医療費控除(いりょうひこうじょ)

1年間に一定以上の医療費の負担があった場合に、税金が軽減される制度です。この控除により、所得税や住民税が軽減されます。医療費控除を受けるには、年末調整とは別に、医療費の領収書などを添付して、自分で確定申告を行う必要があります。

インフォームドコンセント(いんふぉーむどこんせんと)

検査や治療を受ける前に、医療者から十分な説明を受け、疑問点があれば解消し、十分に納得したうえで同意することです。すべての医療行為に必要な手続きなので、疑問点があれば納得できるまで質問しましょう。

延命(えんめい)

延命とは、生きる期間を延ばすことです。がんの場合、完治を目指すことが難しい場合もありますが、完治が望めなくても、体力を向上させたり、不快な症状を和らげたりすることで、少しでも長い期間、気持ちよく生きることが大切です。QOLに関係なく、生きている状態を維持することを指して使われることもありますが、QOLを維持しながら治療を継続して、病気と共存できることもめずらしくありません。

寛解(かんかい)

一時的あるいは永続的に、がんが縮小もしくは消失している状態のことです。寛解にいたっても、がん細胞が再び増えはじめたり、残っていたがん細胞が別の部位に転移したりする可能性があるため、定期的に診察を受けるようにしましょう。また、寛解の状態が続くように治療を継続することもあります。

緩和ケア(かんわけあ)

患者さんやその家族が「自分らしく」過ごせるよう、精神的・肉体的な痛みや辛さを和らげるために支援する医療です。がんが進行した患者さんに対するケアと誤解し、「まだ緩和ケアを受ける時期ではない」と思い込んでしまう方もいますが、がんが進行した時期だけでなく、がんが見つかった早期から治療後まで受けることができます。

がん診療連携拠点病院(がんしんりょうれんけいきょてんびょういん)

専門的ながん医療の提供、患者・住民の相談支援や情報提供などを担う病院として、国が定める指定要件を満たしている病院です。がん診療連携拠点病院には、各都道府県で中心的役割を果たす「都道府県がん診療連携拠点病院」と、都道府県内の各地域(二次医療圏)で中心的役割を果たす「地域がん診療連携拠点病院」があります。「がん診療連携拠点病院などを探す」から情報を知ることができるので、身近ながん診療連携拠点病院の場所を調べておきましょう。

がん相談支援センター(がんそうだんしえんせんたー)

全国のがん診療連携拠点病院などにはがん相談支援センターが設置されています。がん専門相談員としての研修を受けたスタッフがいて、患者さんや家族などの相談に無料でのってくれます。がんの病態や標準治療、療養についての相談、セカンドオピニオンが可能な医師の紹介、就労に関しての相談など、がんにかかわることならばどんな相談も受け付けてくれます。匿名で相談をすることもできるので、困ったことや不安なことがあれば気軽に相談してみてください。

QOL(きゅーおーえる)

Quality of Lifeのことで、「生活の質」と訳します。患者さんの肉体的、精神的、社会的、経済的などのすべてを含めた生活の質を意味する科学的な概念です。病気による症状や治療の副作用などによって生活が変化する中で、患者さんが自分らしく納得のいく生活の質(QOL)の維持を目指すというのが最近のがん治療の考え方です。治療方法を選ぶときには、治療効果だけでなくQOLを保てるかどうかを考慮していくことも大切です。

キラーT細胞(細胞障害性T細胞、CTL)(きらーてぃーさいぼう〔さいぼうしょうがいせいてぃーさいぼう、しーてぃーえる〕)

免疫をつかさどるT細胞の一種です。感染を起こした細胞や遺伝子変異によって生じたがん細胞などがある場合、ヘルパーT細胞からの指令が出て、キラーT細胞が活性化してその細胞を殺します。

限度額適用認定証(げんどがくてきようにんていしょう)

限度額適用認定証は、あらかじめ申請して病院などに提出しておくことで、入院や外来診療・調剤薬局等での医療費の支払い額が、国が定める自己負担限度額を超えて高額となるとき、窓口での支払いを法定の自己負担限度額までにできるものです。高額療養費制度では、支払った金額が後から払い戻されるため、一時的な支払いが大きな負担になる場合があります。

原発巣(げんぱつそう)

最初に発生したがんの病巣のことです。例えば、最初に胃にがんができて、その後肝臓に転移したとすると、原発巣は胃がんです。原発巣が何かによって、治療方針が決まります。しかし、原発巣が小さかったり、発見しにくい場所にある場合には、特定できないこともあります。

効果判定(こうかはんてい)

行っている治療がどの程度がんに効いているのかを判定することです。がんがどの程度小さくなったかを調べます。効果判定の結果は、治療後の病状を確かめたり、今後の治療方針を決める参考になります。

高額療養費制度(こうがくりょうようひせいど)

公的医療保険における制度の1つで、医療機関や薬局の窓口で支払った額が、月の初めから終わりまでで一定額を超えた場合に、超えた額が助成される制度です。高額療養費では、年齢や所得に応じて、本人が支払う医療費の上限が定められており、いくつかの条件を満たすことにより、さらに負担を軽減する仕組みも設けられています。

骨髄抑制(こつずいよくせい)

がん治療の副作用によって骨髄の働きが低下した状態です。血液を作る機能に影響を与えるので、白血球・赤血球・血小板が減少します。白血球が減少するため、感染症を起こしやすくなります。赤血球の減少によって貧血になり、血小板が減少するので出血しやすくなります。

雇用保険制度(こようほけんせいど)

病気やけがなどを含め、正当な理由により離職した場合などに、失業等給付が支給される制度です。ハローワークに登録し、求職活動をした際、条件を満たせば給付金が支給されます。また、家族の介護を行うために休業する方で、条件を満たしている場合には、介護休業給付を受けることができます。

殺細胞性抗がん薬(さつさいぼうせいこうがんやく)

がん細胞の転移を抑えたり、縮小させたりするために、静脈内注射薬などによって細胞障害性抗がん剤による化学療法が行われます。細胞障害性抗がん剤はがん細胞以外の正常細胞にも影響を与えるため、いろいろな副作用を生じます。細胞障害性抗がん剤を投与する場合は、副作用を軽減させるための処置が同時に行われます。

自覚症状(じかくしょうじょう)

患者さんが感じる痛みや不快感などの症状のことです。自覚症状は検査では確認できないので、自分で話さなければ医師には伝わりません。気になる症状がある場合は、医師や看護師などに伝えることが大切です。

腫瘍マーカー(しゅようまーかー)

がんの状態を調べるための目安として使われます。がんは、通常の細胞とは違い特殊な物質をつくり出すので、その物質を指標として、がんの状態を調べます。がんの種類によって腫瘍マーカーとなる物質は異なります。

紹介状/診療情報提供書(しょうかいじょう/しんりょうじょうほうていきょうしょ)

患者さんがほかの医療機関を受診するとき、それまで担当していた医師が患者さんを紹介する際に発行する書類です。これまでの症状や診断・治療などといった診療のまとめや、紹介の目的などが書かれています。これによって患者さんの診療情報が引き継がれるため、次の施設で同じ検査や診断をせずに、継続的な診療を行うことができます。

傷病手当金(しょうびょうてあてきん)

事業所に雇用され、健康保険に加入している人が、業務外の病気やけがのために勤務できず一定日数以上休んで、給料が出ないときに、健康保険から支給される手当金です。詳細については、事業所の社会保険担当者か健康保険組合などの保険者に相談してください。

上皮内新生物(じょうひないしんせいぶつ)

がん細胞が臓器の表面である上皮までにとどまっているがんのことです。がんが上皮細胞に接している基底膜を破って深いところまで広がっていない状態なので、切除すれば治ります。

進行がん(しんこうがん)

手術などで取り除くことが難しい、病気が進んだ状態のがんのことです。通常、ほかの臓器への広がり、転移などがみられる場合に進行がんと呼んでいます。がんの種類によって早期がんの定義が違うので、進行がんの定義も一定ではありません。

浸潤(しんじゅん)

がんが周囲に染み出るように広がっていくことです。がんが別の臓器に発生する転移とは違い、がんが発生した場所の周囲に広がります。この広がりが血管やリンパ管に達すると、転移をする可能性が出てきます。

セカンドオピニオン(せかんどおぴにおん)

納得のいく検査や治療方法を選択できるように、別の検査や治療などについて、担当医とは別の医療機関の医師に「第二の意見」を求めることです。複数の医師の意見を聞くことで、よけいに混乱することがないように、最初の担当医の意見(ファーストオピニオン)を十分に理解しておくことも大切です。

TNM分類(てぃーえぬえむぶんるい)

そのがんが、どれくらい進んだものかを分類する方法です。「T」はがんの大きさとどれくらいほかの臓器に入り込んでいるかを、「N」はリンパ節への転移の状態を、「M」は原発から離れた臓器への転移の有無を意味しています。それぞれの要素を総合的に判断し、がんの進行度を判断します。一般的に「ステージ」や「病期」という名前で呼ばれています。

摘出(てきしゅつ)

手術によって組織を取り出すことを摘出といいます。がんの手術では、がん細胞のかたまりを摘出しますが、がんが広がっている疑いのある場合、周囲のリンパ節などまで切り取ります。摘出された組織は、がんの悪性度や性質を調べるための病理検査に使われます。

副作用(ふくさよう)

薬の作用の中で、治療効果以外の作用のことを指します。抗がん剤を用いた化学療法では、がん細胞の増殖を抑えたり、がん細胞を殺す以外の作用が副作用です。抗がん剤の種類によって起こりやすい副作用は異なります。抗がん剤の副作用として、骨髄抑制、口内炎、吐き気、下痢、脱毛などが知られています。

分子標的薬(ぶんしひょうてきやく)

がん細胞が増殖する原因となっているタンパク質などを攻撃する物質や抗体を、体の外から投与することによって、正常細胞をあまり傷つけないようにがんを治療する方法です。

ホルモン(内分泌)剤(ほるもん〔ないぶんぴつ〕ざい)

がんの種類によっては、がん細胞が増えるためにホルモンの作用を必要とします。そのような性質のがんに対して、体の外からホルモンの作用を抑える薬を投与して、がん細胞の増殖を抑える治療方法です。がんそのものを攻撃する作用はなく、がんの発育を阻止して進行を抑える治療方法です。治療の対象となる主ながんは、乳がん、子宮体がん、前立腺がんなどです。

免疫(めんえき)

免疫は、体内に侵入した細菌やウイルス、遺伝子変異を起こしたがん細胞などを異物(自分以外のもの)として攻撃し、排除する機能のことで、自分の体を正常に保つ働きをします。体内に異物があると、さまざまな細胞が異物の情報を集め、司令官であるヘルパーT細胞に情報が伝わります。その情報をもとに、キラーT細胞、B細胞などが協力して異物を排除することで、体の状態を一定に保っています。

免疫チェックポイント阻害薬(めんえきちぇっくぽいんとそがいやく)

がん細胞がかけた「免疫機能のブレーキ」を解除して、人がもつ本来の免疫機能を活性化させ、がん細胞を攻撃する薬です。近年開発された新しい薬で、まだ使用できるがんは限られています。また、肺炎や肝障害、下痢・大腸炎、皮膚障害、内分泌障害、神経・筋障害などの副作用に注意が必要です。

免疫療法薬(免疫療法)(めんえきりょうほうやく〔めんえきりょうほう〕)

免疫を担当する細胞や抗体などを活性化する物質を用いて、生体に本来備わっている免疫機能を操作・増強することによって、治療効果をあげようとする治療方法です。

薬剤耐性(やくざいたいせい)

抗がん剤による治療をしていると、だんだんと効きにくくなることがありますが、その効きにくくなる状態を薬剤耐性といいます。がん自体が変化し、薬剤耐性が生じます。

癒着(ゆちゃく)

内臓の中で、通常はくっついていないところが、炎症などの原因でくっついてしまうことです。癒着があっても、特に、症状がない場合も多く、手術を行うと、術後の炎症によって癒着を起こすことがあります。腸に癒着が起こると腸の中の流れが悪くなるため、腸閉塞を引き起こす可能性があります。

予後(よご)

病気の経過についての進行具合や治療効果、生存率などについての医学的な見通しのことです。「予後がよい」といえば、「これから病気がよくなる可能性が高い」、「予後が悪い」といえば、「これから病気が悪くなる可能性が高い」という意味です。

予後因子(よごいんし)

病気の経過の見通しに影響する要素のことです。適切な治療方法を選択するための判断材料になります。がんのできた場所、がんの種類、病気の進行速度、リンパ節への広がり、転移の有無、年齢、合併症などががんの予後を予測する要素です。

余命(よめい)

今後、どれくらい生きることができるかの見通しを余命といいます。これまでの患者さんのデータから出された、統計的な予測数値であって、あくまでも目安に過ぎません。余命はこれまでのデータからはじき出されているので、現在、行われている標準治療のデータではない可能性もあります。個々の患者さんの余命を推測することは不可能であり、過去の平均的な余命よりも長く生きる患者さんは多くいるので、医師から余命を告げられた場合でも気落ちしないようにしてください。

外科療法(げかりょうほう)

手術療法は、がん組織を切り取る治療法です。がんの組織だけを切ろうとすると、がん組織を取り残す心配があるので、普通はがん組織の周りの正常組織を含めて切除します。

姑息手術(こそくしゅじゅつ)

がんの完治ではなく、症状を緩和させることを目的とした手術のことです。たとえば、通過障害、出血などの症状を改善するために行われます。緩和手術とも呼ばれています。

根治手術(こんちしゅじゅつ)

病気を完全に治すことを期待して行う手術のことです。すべてのがんを取り除くことを目標としており、がん自体の切除に加えて、がんの再発や転移を防ぐため、がんが広がっている可能性がある臓器やリンパ節なども切除することがあります。

再建手術(さいけんしゅじゅつ)

手術によって切り取った臓器や器官を、新たにつくり直すのが再建手術です。再建手術は大きく分けて2つあります。1つは、生きるうえで必要な機能を維持するための器官を再建する手術です。もう1つは、手術による外見上の変形を補うための手術です。乳がんでは、乳房を切除した場合に、本人の筋肉や脂肪、人工物などを用いて乳房の形を整える乳房再建手術を行います。

支持療法(しじりょうほう)

がんに伴う症状や治療の副作用への予防策など、症状を軽減させる治療のことです。抗がん剤の副作用によって、生じた貧血や血小板減少に対する適切な輸血療法、吐き気・おう吐を抑制するための制吐剤の使用などがあります。

放射線治療(ほうしゃせんちりょう)

放射線をあてて、がん細胞を死滅させる治療です。がん細胞だけでなく正常細胞にも作用しますが、正常細胞よりもがん細胞に作用しやすいといわれています。がん細胞の種類や場所によって照射方法や量が決められます。放射線治療の主な副作用として、体のだるさ、食欲低下、吐き気、おう吐、皮膚障害などがあります。長期的には照射された臓器の機能低下や、二次がんの発生などの副作用も知られています。

薬物療法(やくぶつりょうほう)

がんの部分だけではなく、抗がん剤による薬物療法など、全身に対して行われる治療を全身療法といいます。がん細胞の増殖を抑えたり、成長を遅らせたり、転移や再発を防いだりするために用いられます。「化学療法」「分子標的薬」「ホルモン(内分泌)剤」「免疫チェックポイント阻害薬」などの治療があります。

EBM(いーびーえむ)

Evidence-Based Medicineの略で、「科学的根拠に基づいた医療」と訳されます。科学的データに基づいて、患者さんに最適な治療方法を選択し、実践するという考え方です。科学的根拠に基づき、最も効果が高いことが証明された最善の治療のことを標準治療と呼んでいます。

異形成(いけいせい)

細胞を顕微鏡などで観察して判断する際の病理学の用語です。細胞が「現状ではがんとはいえないが、がんに進行する確率が高い状態」や「悪性・良性の境界にある状態」です。病変の程度により、軽度異形成、中等度異形成、高度異形成に分類されます。

異型度(いけいど)

ある細胞の形が正常な細胞とどのくらい異なっているかを示す度合いです。正常であれば同じような形の細胞が規則正しく並んでいますが、がん細胞やその前の段階の細胞は形がゆがんでいたり、細胞内の核が大きくなったりします。このような細胞の違いを異型度と呼び、がん細胞の悪性度の目安となります。一般に腫瘍の増えやすさや広がりやすさなどの悪性度に関係しています。

X線検査/レントゲン検査(えっくすせんけんさ/れんとげんけんさ)

放射線の一種であるX線を照射し、透過したX線をフィルムに焼き付け、体の内部の様子を知るための検査です。画像の写りをよくするための造影剤を用いる検査と造影剤を必要としない検査があります。X線検査には胸部、骨・軟部、乳房、腎盂・尿管、消化管、CT、血管造影撮影などの検査があります。

MRI検査(えむあーるあいけんさ)

MRI(Magnet Resonance Imaging)検査とは、強力な磁石と電波を使用して体をさまざまな断面から見ることができる検査です。MRI検査は、X線を使わないので被ばくがない、造影剤を使用しなくても血管の情報がわかるなどの特徴があります。

血管造影(けっかんぞうえい)

血管に細い管(カテーテル)を入れて、その管から造影剤と呼ばれる薬を流しながらX線装置を使って撮影し、血管の形や血液の流れ、病巣の状態などを調べる検査です。近年ではCT検査やMRI検査などで血管の状態がわかるので、血管造影は検査よりも、塞栓療法などの治療として行われることが一般的です。

CRC(しーあーるしー)

臨床研究コーディネーター(CRC:Clinical Research Coordinator)は、臨床研究が円滑に行われるように、研究全体を調整する役割を担う職種です。臨床研究の事務的な業務や、被験者と医師・製薬会社間の調整、被験者の心と体のケアなどを行います。臨床経験が必要とされるため、看護師や薬剤師などの経験がある人が多いです。

CT検査(しーてぃーけんさ)

CT(Computed Tomography)検査では、体の周囲からX線をあてることで、体の断面図を撮影し、そのデータをコンピューターで処理して、体を輪切りにしたような画像をつくりだします。病変の形や特徴を詳細に観察することが可能です。造影剤を使わない単純CT検査と、造影剤を使う造影CT検査があります。

電子線(でんしせん)

放射線の一種で、電子の速い流れを電子線と呼びます。がんの治療に用いられる放射線は、X線、γ線、電子線などがあります。医療機器では、電子線を用いてX線を発生させることが多いです。

病理検査・病理診断(びょうりけんさ・びょうりしんだん)

病変の一部を薄く切りだしたり、体から採った細胞を顕微鏡で観察することで、悪性腫瘍かどうか、異型度はどうかなど、組織や細胞の性質を詳しく調べる検査です。病理検査に基づいて行われる診断を病理診断といい、専門の病理医によってなされます。

PET検査/ポジトロンCT検査(ぺっとけんさ/ぽじとろんしぃーてぃーけんさ)

PET(ポジトロン断層法)検査とは、がん細胞が取り込みやすい物質を注射し、がんが存在している可能性のあるところを画像化する検査のことです。全身像を一度に撮影できるので、ほかの検査でがんが疑われたり、再発の徴候があるときなどに、さらに、詳しく調べるために行われます。

M1611-0416