悪性新生物・上皮内新生物とは?

悪性新生物とは

悪性(ガン)細胞が進行し、粘膜の一番下にある基底膜を破壊した状態のことをいいます。深部への浸潤をしていくほか、血液やリンパ液の流れにのって、隣接した、あるいは離れた臓器へ転移します。

上皮内新生物とは

悪性(ガン)細胞が粘膜表面の上皮内に留まり、基底膜を破壊していない状態をいいます。自覚症状のないことが多く、手術やレーザー治療を受ければ、ほとんどの場合、治癒することが可能です。再発の危険性も非常に低いといわれています。

【上皮内新生物】基底膜を破って深いところまで広がっていない。上皮の内側に留まっている。⇒転移の可能性は極めて低い 【悪性新生物】基底膜を破って上皮の外側に浸潤している。⇒隣接する臓器への浸潤や、血液やリンパ液にのって転移の可能性あり

D2110-0006